取り残された? 人達



 事実として、私が見た人達の2枚の写真を紹介しよう。写真左は、ハノイの高架道路の下で暮らしていると思しき年配の女性であった。ベトナムの人なのかは分からないが、周りに荷物が散乱していたので、いわゆる「ホームレス」だと思われる。事情はいろいろあるのだろうが。
 右の写真の人はベトナムの「宝くじ」を歩いて売っていた中年男性である。この人だけでなく、南部のクメール人の寺院の観光をしていたら、「買わないか」と声を掛けてきた少年もいたし、あと何人かそういう人を見た。たまたまこの人だけ車内から撮影していた。私が旅行で知りあった、ホーチミン市のある男性は、日本語が話せ、「私はベトナム共産党員だ」と少し自慢げに赤い党員証を見せた人だったのだが、「可哀相だ」と言って、何人かのそういう「宝くじ売り」の人からくじを買っていた。ベトナム共産党もこういう人々がいることを認識しているようだ。しかし、個人的慈善でしか助ける手立てがないように考えているのかな、と思った。
 他のところで書いたように、ベトナムは全体としては経済成長の真っただ中にあり、バイクの普及率はものすごく、自動車の普及も進んでいる。一般の住宅も、紹介したようにけっこう立派である。ただし、どの国にもあるであろう、取り残された? 人達がベトナムにもいるのである。

 




  


テトとクリスマスを迎える前のベトナム人々と街のスケッチへ

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